頭痛の解消が原点、カイロプラクティックの大学に進学

会社を辞めて何をしようかと考えた時、当時世の中でキーワードになっていたのが「高齢化社会」という言葉でした。

長生きする日本人が増える中で、いつまでも健康でいたいというニーズは今後より一層増えていくと思ったんですね。

そこで医療関係で新たな道を模索しました。

そこで思い出したのがカイロプラクティックだったんです。

長年苦しんでいた頭痛を、たった1回で解放してくれたカイロプラクティック。

いろいろ調べてみたところ、タイミング良くその頃カイロプラクティックの大学が日本にオープンするという情報を得たんですよね。

カイロプラクティックはアメリカ発祥の医療技術。

骨のゆがみを調整して体の痛みを取り除いたり、機能回復をしたり、自然治癒力を高めたりする治療法です。

多くの大学で研究が確立しており、法制化もされている医療分野なのですが、日本ではまだまだ浸透していませんでした。

当時「カイロ」と言うと「電気回路？」「ホッカイロ？」と言われていた時代だったんですね。

マイナーだったとはいえ、実体験としてカイロプラクティックの素晴らしさを知っていたこと、

研究職を目指した自分にとって、エビデンスが明確な技法ということなどに惹かれ、迷わずこの学校に入学することに決めました。

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